4月は学会シーズン

4月は新年度が始まり、春の訪れとともにフレッシュな気分になれる季節です。
一方、医師にとっては、4月は大きな学会が開催されるシーズンでもあります。ということで、先日所属する日本呼吸器学会と日本内科学会に参加してきました。1年ぶりに朝から夕まで聴講し、様々な分野の最新の知見を得る充実した時間を過ごしました。

その中でも最も興味を引いたのは「骨粗しょう症」に関する発表でした。骨粗しょう症はCMなどでよく耳にするので皆さんにもなじみがある病気だと思います。年齢を重ねるにつれて患者さんが増える病気で、当院でも日々治療を行っています。

骨粗しょう症の治療は単に骨折を防ぐということだけではありません。高齢者のフレイル(体の衰え)や転倒を防ぎ、健康寿命を延ばすことにもつながる、とても大切な取り組みだと考えています。これからも日々の診療を通して患者さんの健康寿命を延ばせるように一つ一つ取り組んでいきたいと思っています。

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